圧力鍋を買ったらある物がいらなくなった
多くのご家庭で、台所の棚の奥にしまわれたまま、表舞台に立たないと思われている、圧力鍋。
そして、圧力鍋を買ったら、ある物がいらなくなったんですよ。
今回は、我が家でフル活躍している圧力鍋についてお伝えします。
圧力鍋がわが家にやってきた
「圧力鍋を使わなくても、それなりに料理はできるし、あるだけ無駄」と思っていた私。
それなのに、圧力鍋を買ったのは、炊飯器が壊れたからです。
カウンセラーの仕事を始めた頃から、私は主食を、玄米にしています。
玄米炊き専用の高価な炊飯器を愛用していたのですが、たった3年で壊れてしまって、大ショック。
6~7万円もした炊飯器を、数年ごとに買いかえるなんて、もったいない。
私は、圧力鍋で玄米が炊けることを知り、圧力鍋を買いました。
今から、4年前のことです。
圧力鍋も、3万円弱もしたので、安い買い物ではありません。
でも、玄米炊き専用の炊飯器は、6万~10万円だったので、それよりはお買い得かと…。
もうお分かりですね。
圧力鍋を買ったらいらなくなった物とは、「炊飯器」でした。
いい加減だけどそれなりにおいしい玄米の炊き方(白米もうまい)
圧力鍋で炊いた玄米は、もちもちした触感で、たまりません。
玄米炊き専用の高価な炊飯器で炊くより、おいしい。
それなのに、炊くのは意外と簡単なので、言うことなしです。
①玄米をとぐ。
手でとぐと、手が荒れるので、私は泡立て器を使います。
玄米を計量してボウルに入れ、水を注いでから、泡立て器でシャカシャカした後、水を捨てる。
これを、水のにごりが薄くなるまでくり返します。
私は、5~6回ぐらいでおしまいに。
②玄米を一晩水にひたす。
といだ玄米をザルにあげ、水をきったら、圧力鍋に入れます。
その後、分量の水を加え、ひと晩、置きます。
水にひたす時間は、8時間~12時間と、かなり適当です。
③圧力鍋に火をかける。
強火にして、オモリが大きく揺れたら、弱火で15分、加熱します。
④内圧表示ピンが、ストンと落ちたら、できあがり。
内圧表示ピンとは、鍋の内部に圧力がかかっている時に、ぴょこっと出てくる、鉄製の短い棒みたいなものです。
圧力鍋の取っ手のつけね辺りにあります。
火にかけてから、できあがりまで、約1時間。
もちもちおいしい玄米なのに、好き嫌いが多い息子は、好みません。
しかたがないので、息子用には白米を炊きます。
白米も、あり得ないほど簡単に炊けるのに、すごくおいしい。
白米の炊き方
①無洗米を計量して圧力鍋に入れる。
②分量の水を加え、30分~1時間、水にひたす。
③圧力鍋を強火にかけ、オモリが大きく揺れたら、すぐに火を消す。
④内圧表示ピンが、ストンと落ちたら、できあがり。
火にかけてから、15分もあれば、できあがります。
汁ものも煮ものもいける
息子は、野菜がキライです。
どんなに工夫をしても、野菜のおかずには最初から手をつけない…。
ただ、くたくたに煮込んだ野菜なら、食べるのです。
そのため、汁ものに「これでもか!」と野菜を放り込み、圧力鍋で調理します。
うちに遊びにきた父に出したら、「うまいけど、煮ものみたいな汁ものだな」と笑っていました。
おみそ汁やスープだけでなく、シチュー、カレー、肉じゃがなどを作るときにも、圧力鍋を使います。
それらの調理の際には、
①野菜などを適当な大きさに切って、
②圧力鍋に放り込み、
③200ccの水を入れた後、
③ふたをして強火にかけ、
④オモリが大きく揺れたら、すぐに火を消す、だけ。
内圧表示ピンが落ちたら、ふたを取り外し、必要な量の水を入れて、火にかけ、味つけをします。
うちでは、ほぼ毎日、圧力鍋を使っています。
ご飯を炊くタイミング、汁ものを作るタイミングを、うまく見はからうのが、難しいほどです。
圧力鍋の難点は、洗う時に重いこと、ぐらいでしょうか。
炊飯器を置かない分、台所もちょっと広く使えますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。