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頭の中を静かにすると気持ちが軽くなる

2023年8月19日

どうしようもなく苦しくて、ときには、生きていることさえ、ツライ。

そんなツライときに、少しでも気持ちを楽にできる簡単な方法があったらいいのに…。

今回は、度々、ツライ心境におちいってきた私が、試行錯誤の末にたどり着いた、「気持ちが軽くなる方法」についてお伝えします。

 

「気持ちが軽くなる方法」とは?

 

ツライときは、嫌なことをひたすら思い出しています。

たとえば、仕事で失敗をした、家族とケンカをした、大切なものを失くした…。

そして、嫌なことがあった場面を、ありありと思い出して、相手をのろったり、自分を責めたりしています。

 

そんなツラいときに、気持ちが軽くなる方法とは、ずばり、「嫌なことを考えない」ということ。

 

ええ~っ、そんな簡単なことを、わざわざ書くなんて、バカじゃないって、思っちゃいますよね。

でも、簡単なことって、いざ、やろうとすると、とっても難しいんです。

 

たとえば、「今、嫌なことを考えないでください」と言われたら、どうでしょう。

「嫌なことか。考えちゃいけないんだよね・・・。

・・・でも、この間、職場で同僚からイヤミを言われたなあ。

本当に嫌なヤツだな、アイツ」、なんて思ったのでは…。

 

そうです。

「嫌なことを考えない」と思うと、「嫌なこと」というフレーズで頭が働き出し、「嫌なこと」をしっかり考えてしまいます。

 

そのため、「嫌なことを考える」という代わりに、別なことに熱中して「頭を空っぽにする」か、「別なことを考える」のです。

 

頭の中を静かにする

 

シンドイ気持ちになったときに、「頭を空っぽにする」ということは、多くの人が、「ストレス解消法」として、自然にやっています。

 

たとえば、気持ちがクサクサしているときに、

  • 音楽を聞く。
  • テレビや動画を見る。
  • 本やマンガを読む。
  • 趣味を楽しむ。
  • 掃除や料理をする。
  • 運動をする。

「嫌なことを考える」代わりに、「別なこと」をして、頭を空っぽにしているのです。

 

ところが、「別なこと」に取り組んでいても、気持ちが晴れないときってありますよね。

実は、「別なこと」を楽しもうとしているときに、「嫌なこと」がふっと頭をよぎっているのです。

特に、ショックなことがあった、気になることがある、というとき。

「別なこと」をしていても、「嫌なこと」がムクムクと浮かび上がってきます。

 

「嫌なこと」をくり返し考えてしまい、ツラくて仕方がない。

そんなツライ思いを抱えているあなたにおススメなのが、「別なことを考える」を意図的にやるということ。

 

私が実践しているのは、「唱える言葉を決めておき、ツラくなったら、その言葉をひたすらに唱える」という方法です。

言葉を唱えるだけなので、いつでも、どこでもできます。

声に出して唱えるほうが効果的ですが、心の中で言葉をくり返すだけでも違います。

 

「唱える言葉」で頭の中をいっぱいにして、「嫌なこと」がはびこる余地をなくすと、頭の中が静かになります。

 

お気に入りの言葉を唱える

 

ツライときに唱える「お気に入りの言葉」を見つけましょう。

ポジティブな言葉がおススメです。

 

たとえば、

  • 元気が出るような曲の歌詞。
  • 心が明るくなる詩のフレーズ。
  • 偉い人や有名な人が言っていた言葉。

 

ただ、簡単な言葉だと、慣れが生じて、言葉を唱えながら、ふっと「嫌なこと」を思い出してしまいます。

自転車に乗りながら、考え事ができてしまうのと同じメカニズム。

なので、ちょっと唱えるのが面倒くさいぐらいの言葉がいいです。

 

そして、言葉を唱えるときは、あまりメロディや抑揚をつけずに、淡々と、でも、丁寧に唱えていきます。

頭の中が、「唱えている言葉」でいっぱいになると、「嫌なこと」を考える余地がなくなり、心が穏やかに!

 

ちなみに、私の一番のお気に入りは、「慈悲の瞑想」です。

何冊かの本で紹介されているのを読み、興味を持ちました。

※「週40時間の自由をつくる超時間術」(2018) DaiGo 実務教育出版
※「症状改善率98%のカリスマ心理カウンセラーが明かす パニック障害の不安がスーッと消え去る17の方法」(2018) 弥永英晃 大和出版

 

以前は、「ありがとう。愛している」といった簡単な言葉を唱えていました。

でも、次第に慣れてきて、言葉を唱えながら、「嫌なこと」が浮かぶように……。

とはいえ、これは、3年ぐらい実践していたんですよ。

 

次に、斎藤一人さんの「幸せ言葉」を唱えてみたのですが、これも、同じ結果に。

2週間ぐらいは唱えていたのですが、「慈悲の瞑想」を知ってからは、やめてしまいました。

一応、「幸せ言葉」を書いておきますね。

  • 愛してる
  • 嬉しい
  • 楽しい
  • 幸せ
  • ついてる
  • 感謝します
  • 許します
  • ありがとう

本格派をねらいたいなら、お経を唱えるのもアリです。

 

※「慈悲の瞑想」に興味のある方は、こちらもどうぞ!

 

 

いかがでしたか。

今回は、「頭の中を静かにすると気持ちが軽くなる」ということについて、お伝えしました。

ツラくなったときには、「お気に入り」の言葉を丁寧に唱えて、頭から「嫌なこと」を追い出しましょう。

気持ちがふわっと軽くなっていくので、試していただけるとうれしいです。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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