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身体の痛みを緩和する方法は「自分」にこだわって模索する

2024年11月12日

ある程度の年齢になると、腰痛、膝痛など、身体の不調を感じやすくなります。

私も、ご多分にもれず、様々な身体の痛みに見舞われ、「加齢による筋力の低下が原因」と言われました。

身体の痛みを何とかしたいけれど、どんな改善法を選べば良いか、悩んでしまいますよね。

今回は、身体の痛みを緩和する方法を、「自分」の考えや望みにこだわって見つけ出したという私の体験について、お伝えします。

 

傷みを緩和するための方法は?

 

身体の痛みを緩和するために、どのような方法を選べば良いのか。

 

整骨院で週1回、1年半ほどの治療を重ねても、痛みの改善が実感できなかった私は、考えました。

腰痛、膝痛など、身体の痛みを緩和するための方法や治療機関は、数えきれないほどあるからです。

 

とはいえ、身体も自分の一部。

「自分」の考えや望みを整理していけば、自分に合った改善策が見出せるのではないか。

 

そこで、「自分」についての情報を、改めて整理してみることにしました。

 

※整骨院での施術に効果がないと気づいたことについては、こちら。


 

「自分」についての情報を整理する

 

自分が通った施設のメリット・デメリット

まず、私が通った施設について、私から見たメリットとデメリットを整理してみました。

あくまでも、「私の主観」なので、これが全てだと思わないでくださいね。

 

整骨院

メリット

  • 治療を受ける側は、何もしなくて良いので、楽ちん。
  • 急性の痛み(ぎっくり腰など)を緩和してくれる。

デメリット

  • 保険外診療を次々と勧められるが、週1回の通院では、痛みの改善につながらない。
  • 痛みの改善には、週2回以上の通院が必要らしい。しかし、私には、そこまで頻回に通う時間がない。
  • 医師がいない施設だったこともあり、痛みの原因について納得のいく返答がもらえない。
  • 施術担当者の言うことが、毎回、変わる。そのうえ、担当者も替わるため、混乱する。
  • 保険外診療は、それなりに費用がかかり、週1回の通院でも、月額20,000~30,000円を費やす。

 

整形外科

メリット

  • 医師による診察があるうえ、医療機器がそろっているため、診断が的確。
  • 痛みがひどい場合、痛み止めの注射、手術など、医学的な治療を施してもらえる。
  • 理学療法士が指導する運動療法(ストレッチ、筋トレ)を毎日自宅で行うと、痛みが改善した。特に、インナーマッスルを鍛えるトレーニングは、痛みの改善に効果が高かった。
  • 医療保険が適用されるため、医療費が軽減される。

デメリット

  • 理学療法士の指導(週1回)を受けるために、隔週に1回、医師の診察を受けることが必要。
  • 医師の診察が予約制ではないため、1時間程度の待ち時間が生じ、時間のやりくりに苦労する。
  • 不調のある部位1か所ずつの診察&治療なので、全身をトータルで診てもらえない。

 

自分の身体や望むことについて整理する

次に、自分の身体のこと、自分の考えや望みについても、整理してみました。

 

自分の身体のこと

  • 脊柱側弯症があるため、身体のバランスが崩れており、膝、腰、脚に負担がかかり、痛みが生じやすい。←整形外科の医師からも、「その可能性がある」と言われた。
  • ウォーキング以外、全身の筋肉を鍛えるような運動をしていないので、加齢による筋力低下は否めない。
  • 脊柱側弯症を治すことはできないが、毎日、ストレッチや筋トレを続けると、身体の痛みが緩和する。←理学療法士の運動療法で実証済み。

 

自分の考えや望み

  • 仕事や研修会で忙しいため、外部施設に通うのは、必要最低限にとどめたい(できれば、月1回程度)。
  • 自宅で空いた時間にストレッチや筋トレを行うほうが、自分のペースに合っている。
  • 痛みの緩和に効果の高い筋トレ、特に、インナーマッスルを鍛える方法を知りたい。
  • 身体の痛みについて相談すると、納得のいく返答が返ってくる専門家が良い。
  • 脊柱側弯症も含め、全身をトータルで診てほしい。
  • 整骨院では、月20,000円程度かかっていたため、そこよりは安いほうが良い。

 

「自分」にこだわって見つけた改善策は、私にフィットした

 

「自分」について整理した情報を踏まえ、身体の痛みを緩和するための方法について検討した結果。

「脊柱側弯症に詳しい施設で、インナーマッスルを鍛えるパーソナルトレーニングを受ける」と良いのではないかと判断しました。

 

インターネットで検索し、「側弯トレーニング」なるものがあることを発見!

脊柱側弯症に関連する身体のトラブルを解決してくれるらしい。

完全予約制、マンツーマンのパーソナルトレーニング。

自宅から通いやすい場所にある施設を調べ、初回の予約を入れました。

 

指導をお願いした先生は、理学療法士、側弯トレーニング、ピラティス、ヨガなどの資格を有している方。

初回時には、整形外科で撮影した背骨のレントゲン写真を持参。

そして、私が訴える身体の痛みを聞き取った後、背中や痛みのある部位の触診、立位や歩行時の姿勢の観察。

 

気になる痛みについて相談すると、納得できる、明確な返答が得られました。

そんなに頻回に通えないと伝えると、通所の頻度は、月1回でも良いとのこと。

 

そして、私に合った運動メニュー(ストレッチ、筋トレなど)が提案されました。

運動メニューは、ピラティスを用いたゆっくりした動きで行い、インナーマッスルを鍛えるもの。

基本的に、ヨガローラーを使用する。

2回目以降のパーソナルトレーニングでも、今の私に必要な運動メニューが、随時、提案されます。

 

私は、先生おススメのヨガローラーとヨガマットを購入し、自宅で毎日、提案された運動メニューをこなしました。

自宅で行う運動メニューの所要時間は、20~40分。

 

なんと、取り組んだ分だけ、膝、脚、腰、肩の痛みが、緩和していく。

継続すると、筋力がアップしていることを実感。

達成感がハンパない!

 

ちなみに、パーソナルトレーニングの料金は、1時間11,000円(税込)。

10回券だと、99,000円(税込)。

安くはありませんが、整骨院でかかった費用に比べると、リーズナブル。

 

現時点で、パーソナルトレーニングを10回受け、ほぼ毎日、自宅でのトレーニングを続けています。

身体の痛みは、ほぼ改善され、快適な毎日です。

 

「自分ファースト」にすると効果が得られる

 

私自身の経験から、気づいたことがあります。

「自分」にこだわり、「自分ファースト」にすると、身体の痛みを緩和する効果的な方法に出合える。

 

ふと、思い出したのが、「心理カウンセリングがうまくいく要因」として挙げられた、4つの要因と、成果に影響を与える割合のこと。

アメリカ心理学協会が、1990年代の後半に、様々な心理療法の成果に関する研究調査を行い、「心理療法がうまくいった場合に貢献している主な要因」として、報告したものです。

私は、心理カウンセリングの研修会で知りました。

 

この4つの要因は、心理カウンセリング以外でも、当てはまる気がするんですよね。

たとえば、「心理カウンセリングがうまくいく要因=身体の痛みを緩和する治療がうまくいく要因」

 

①クライエント(患者)本人:40%

クライエント自身の強みや持っている資質が活かされること

 

②治療関係・セラピスト(施術者、治療者)の姿勢:30%

セラピストが、受容する姿勢、共感する気持ち、誠実さを持ち合わせていること

クライエントにとっては、「このセラピスト、良い感じ」と思うこと

 

③セラピスト(施術者、治療者)の理論や技法:15%

クライエント自身が、提供された理論や技術を能動的に取り入れること

 

④希望や期待、プラセボ効果:15%

クライエントとセラピストの両方が、「このセラピー(治療)はうまくいく」「クライエントは癒される(治る)」と信じていること

 

私が、インナーマッスルを鍛えるパーソナルトレーニングに取り組んだ際、この4つの要因、全てが当てはまっています。

つまり、心理カウンセリングで心の安定を得るためにも、身体の痛みを緩和するためにも。

 

自分自身の「特徴」や「納得感」が、良い結果を得るための重要なカギになるということ。

裏を返せば、「自分」を知り、「自分ファースト」になるほどに、「自分」に合った方法を見つけやすくなる。

そして、その治療法に積極的に取り組むので、効果が得られる。

 

最初から、「自分に合った方法」が分からなくても、「自分に合わない方法」は分かります。

「自分に合わない方法」にぶち当たったら、「自分に合う方法」を見つけるための勉強、だと思いましょう。

 

あるいは、何もしたくないと思うのなら、そこに、あなたの切なる願いが潜んでいるかもしれません。

自分を知る機会ととらえてみては、いかがでしょう。

 

 

今回は、「自分」の考えや望みにこだわり、身体の痛みを緩和する方法に行きついたことについて、お伝えしました。

お知り合いの人たちに尋ねてみたところ、ヨガ、フィットネスジムのパーソナル・トレーニング、エゴスキュー・メソッド、ヒモトレなど、各々自分に合った方法で、身体の痛みの改善に取り組んでいましたよ。

あなたも、「自分」の考えや望みにこだわって、自分に合った改善策が見つかりますように。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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