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整骨院での施術に効果がないと知って気づいたこと

2024年5月7日

膝の痛みをきっかけに、週1回、整骨院に通うようになりました。

マッサージに加え、保険外診療の施術も受けましたが、腰痛、坐骨神経痛と、身体の不調が増えていくばかり。

1年半の紆余曲折を経て、身体のメンテナンスにとって大切なことを知るに至ります。

 

整骨院の施術では効果が見られない

 

整骨院の施術では効果が見られない。

 

そう思ったのは、週1回、整骨院に通うようになって、1年半が過ぎた頃でした。

 

整骨院に通い始めたきっかけは、知り合いの話を聞いて。

仕事でストレスを抱え、肩こりや腰痛などに困っていた彼女が、整体で身体のメンテナンスを行っていると聞いたからです。

 

身体のメンテナンスをしっかり行えば、心のメンテナンスにもつながるはず。

自分らしく生きるために、身体のメンテナンスにも心がけなくちゃ!

 

歩けないほどではなかったものの、膝の痛みを感じていたので、近所の整骨院に行ってみました。

マッサージと骨盤矯正。

まあ、悪くない感じでした。

 

週2回以上の通院がおススメ。

でも、自宅でストレッチを行えば、週1回の通院でもOK。

そう言われて、続けて通ってみることにしたのです。

 

だたし、骨盤矯正は、保険外診療で、1回4,400円(税込)。

回数券を購入すれば、割安になるとのこと。

悩んだものの、「身体のメンテナンスにお金をケチってはいけない」と思い、回数券を購入。

週1回、マッサージと骨盤矯正の施術を受けることにしました。

 

ですが、膝の痛みは、なかなか良くなりません。

教えてもらったストレッチも、効果がない感じ。

それでも、治療を続けていけば、いつか効果が現れるだろうと信じていました。

 

ところが、整骨院で施術を始めて半年後。

ひどい腰痛を発症!

 

施術を担当していた柔道整復師からは、「加齢にともない、筋力が衰えたため」と言われてしまいます。

たしかに、私は50代。

若くはない。

 

整骨院では、通院の回数を週2回以上に増やすか、保険外診療の施術を増やすよう言われます。

とはいえ、仕事や研修会が詰まっていて、週1回の通院だけでも精一杯。

 

そのため、柔道整復師のおススメに従い、保険外診療の施術を、さらに増やしていきます。

足の極み矯正(足指などの関節の矯正)。

EMSトレーニング(電気刺激を使ってインナーマッスルを鍛える)。

ハイボルト(高電圧電気刺激療法)。

 

それなのに!

腰痛に苦しんだ、8カ月後。

左のお尻から脚にかけて、しびれを感じるようになりました。

 

どういうことじゃ~!!

 

自分なりに痛みの原因を考える

 

整骨院で尋ねてみました。

治療を続けているのに、次々と悪いところが出てくるのは、なぜでしょう?

 

すると、次のようなお返事。

腰椎椎間板ヘルニアかもしれない。

病院で診てもらわないと分からない。

 

なんだか、納得がいかな~い!!!

 

インターネットの情報ではありますが、左脚のしびれについて調べまくってみました。

 

どうやら、「坐骨神経痛」にあたるようだ。

でも、ハッキリとした原因が分からない。

 

そこで、自分なりに仮説を立てます。

 

中学時代、脊柱側弯症が見つかった私。

背骨が曲がっているうえ、回転している。

成人後、健康診断で胸部レントゲンを撮ると、結果を見た医師から、「年を取って筋力が低下したら、背骨が曲がるよ」と言われる。

 

つまり、私は、脊柱側弯症があって身体のバランスが崩れている。

筋力で身体が湾曲しないよう維持しているだけ。

しかし、筋力が低下してきたため、身体のバランスが崩れ始め、膝、腰、脚などへの負担が大きくなり、痛みが生じたのではないか。

 

整骨院で、私の仮説を伝えたのですが、「そういう可能性が、無きにしもあらず、ですね」と言われて、終わり。

脊柱側弯症のことは、それ以後、話題にのぼることすらありませんでした。

 

整形外科の運動療法で痛みが改善

 

整骨院で週1回の治療を続けながら、左脚のしびれについて、近所の整形外科を受診しました。

レントゲン写真を撮るなどして、「腰部脊柱管狭窄症」の診断。

 

医師に、脊柱側弯症が痛みの根源にあるのではという私の仮説を伝えると、「たしかに、そうかもしれない」と言われました。

そして、脊柱側弯症も、腰部脊柱管狭窄症も、軽度であることから、理学療法士による運動療法を勧められました。

 

理学療法士のところには、週1回通い、マッサージを受けると同時に、運動療法の指導を受けました。

運動療法と言っても、ストレッチと筋トレです。

 

筋トレは、「アウターマッスル」という瞬発的な動作をつかさどるものではなく、「インナーマッスル」という姿勢保持などに使われる筋肉を鍛えるもの。

教えてもらった運動療法を、毎晩、自宅で行います。

所要時間は、20分程度。

 

すると、左脚のしびれは、みるみるなくなっていきました。

 

約2ヶ月の通院で完治。

医師から、「効果を感じるのなら、運動療法を続けて。また痛くなったら、おいで」と言われ、通院が終わりました。

 

身体のメンテナンスは、歯のメンテナンスと同じ

 

この時点で、整骨院に通い始めて、約1年半。

さすがの私も、「はあ?????」と思うようになります。

 

整骨院での治療は、いったい何だったんだ!?

 

そこで、ようやく気づきました。

 

身体のメンテナンスは、歯のメンテナンスと同じ。

毎日、歯磨きをするように、適切な運動を行い、身体にかかった負担をクリーニングする。

 

私のように、週1回しか通院できない人にとって、整骨院での施術は効果がない。

毎日の歯磨きをせず、週1回、歯科医に通うのと同じですものね。

 

身体のメンテナンスをきちんと行いたいのであれば、毎日、適切な運動を続けるほうが良い。

まあ、面倒ではあるけれど。

 

そこで、整骨院に通うのは、スッパリと辞めることにしました。

回数券が余っていて、もったいないなあとは思ったものの。

意味のないところに通う時間のほうがもったいない。

 

整骨院にかけた時間とお金は、身体のメンテナンスにとって大切なことを知るための勉強代と考えることにしました。

随分と高くつきました。

賢い人は、もっと早くに気づくんだろうけどね。

 

 

整骨院での施術に効果がないと知り、身体のメンテナンスにとって大切なことを知るに至った私の体験についてお伝えしました。

あくまでも、私の個人的な見解&体験なので、悪しからず。

私は、さらに、自分に合った身体のメンテナンス方法を探すこととなります。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

※自分に合った身体のメンテナンス方法(身体の痛みを緩和する方法)を見い出したことについては、こちら。

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